< 今日のこころ >













2008年11月分
2008/11/26
この植樹支援サイトを開設してから
来月で丸1年が経とうとしています。
時と言うのは、早いものですね。

さて、 “植樹再開”と“植樹体験ツアー”のご案内ページでも
ご紹介しておりますが、11/29(土)から
ジョグジャにて、ウォーキング大会が開催されます。
これは日・イ友好50周年の記念イベントの1つで
歩くことで、両国の人々の交流を深め
そして現地の世界遺産でもある遺跡などを
見ていただけるツアーになっています。
このツアーの最終日に、植樹体験もできるようになっており
(事前に参加希望された方のみ)
普段は,入ることのできない王宮や公邸での
パーティーにも参加していただける内容になっております。

このツアーの参加第一陣が、おととい、成田から
無事出発したと報告がありました。
第二陣が今日、名古屋から
第三陣が明日、成田と大阪から出発予定です。
出発された皆様には、どうか楽しい時間を
過ごしていただければと思います。

また今回だけではなく、今後も様々な企画が
開催される予定です。
その際には、当サイトでもご紹介させていただきます。
今回は残念ながら参加できなかった皆様も
いつか何かの形で、ご参加いただければと思います。

今回のウォーキング大会の模様は
現地から報告在りしだい
皆様にも御報告していきたいと思っております。
どうか楽しみにお待ちください。


2008/11/26
APEC会議が、11/23で終了しました。
日本だけではなく、世界的に起こっている不況や
環境問題に対して、様々な事が話しあわれたようです。
1日でも早く、世界の人が安心して暮らせる
世の中になるように、動いてほしいと思います。

さて、先日ある機関誌を見て
考えを新たにしたことがあります。
“CO2”は、工業用原料として欠かせない
化合物であるということ。
それを、高純度かつ大量に回収できれば
今まで以上に工業用原料として有効利用も
可能だそうです。
“植樹支援”に関することを調べ始めてから
色々なことがわかりました。
ですが、そのどれもが“CO2”に対して
マイナスのイメージのものばかりでしたが
実は、そればかりではなかったのです。

一緒にしては良くないかもしれませんが
例えば、料理をする時に出る
野菜クズ。でもこれは、勝手に“クズ”と言っていますが
これはこれで、きんぴらにしたり
野菜スープにしたり、細かく刻んで具にしたりと
いくらでも有効利用できるのですよね。

服もそうです。サイズが小さくなったものは
誰か他の人に「お古」として、譲ったり
着古したものは、切り裂いて拭き掃除用で使ったり。
何でも、マイナスだけではなく
その中にプラスのことが隠れている可能性があります。

「見方を変える」と、全く違った視野が広がる。
・削減
・吸収
・有効利用
この3つが、うまく循環できるようになれば
世界各地で起こっている災害や異常気象が
収まるのではないでしょうか。

CO2の有効利用の研究が、進み成功することを
心より願っております。


2008/11/21
最近は、何でも小型化されたり、携帯できるように
便利になっているものが増えています。

先日テレビで、通販商品を芸能人が紹介する番組を見ました。
いくつかの商品が出ていたのですが
私はその中で一番売れ行きの少なかった商品に惹かれました。
小さなカプセルに入った肥料に、添付の種を入れると
数日たてば芽が出て、カプセルの中で育ってくるそうです。
大きくなってきたら、カプセルから取り出し
普通に植木鉢やプランターで育てることができるのだとか。
片手にすっぽり収まるサイズで、携帯に付けたとしても
全く違和感なく、しかも育ってくるので
(だいたい5日~1週間程度で芽が出てくるようです)
植物を育てることが下手な私でも、育てることができそうなのが
とてもわくわくしました。
しかも、毎日そのストラップを眺めることによって
小さな芽が出てきた時は、愛着もわくようで
“楽しみながら育てることができる”のではないかと感じました。
でも、売れ行きは20件にも満たず。
値段が、2個で約3,000円ほどだったのが
高かったのかなぁと思いました。
そうやって、植物を育てるのが苦手な人でも
始めは簡単な、そのストラップを使えば
たくさんの人が“緑”を増やすきっかけになるのにと
少し残念でした。

同じく携帯に付けることができるストラップで
最近ある国で流行っているものがあるそうです。
それは“小さな”金魚(メダカかもしれません)です。
特殊な液をビニール製の、小さな袋に入れてあり
それがストラップ状になっているとか。
そして、その液の中で魚が泳いでいました。
説明では約2ヶ月ほど生きるそうですが
実際には、4~5日くらいで死んでしまったものも
あるようです。
そのストラップ、流行っていると同時に
問題にもなっているようです。
・説明にあるより、早く死んでしまう
・命を軽視しているのでは
などが、その主な理由のようです。
確かに、植物ならある程度水分が無くても
育つ種類はありますが、動物はそうはいかないでしょう。
しかも人間の勝手で、狭いそしてエサも十分与えられないような
環境に押し込められ、動物もストレスがたまるでしょう。

普段、携帯に付けているストラップ。
結構、気がついていないですが、右に左に上に下に
かなり揺れています。その中に、生き物です。
例えば、自分が乗った上下左右透明なエレベーターが
いきなり右や左、上や下に揺れたり、
ぐるぐる回ったら・・・普通はどれほどジェットコースターなど
絶叫系マシンが好きな人でも、気持ちが悪くなるでしょうね。
しかも恐怖もあるでしょう。
それが数日続くんです。食事もろくにできず。
魚の気持ちはわかりませんが、そんな状況を想像したら
「この恐怖はいつまで続くんだろう」と気が滅入ってしまいますよね。

植物のストラップと魚のストラップ。
同じ“生き物”なのに、感じ方がこんなに違うのは
私だけでしょうか。


2008/11/18
寒さが一段と増しましたね。
この日記も、最近は暗い話題ばかりでしたから
今日は明るい話題を。

“ドクターフィッシュ”と言う言葉、ご存じですか?
随分以前に、情報番組でも取り上げられているのを
見ました。
西アジアに住む淡水魚でコイ科の魚『ガラ・ルファ』の
通称だそうです。
この魚は、37度くらいの高い水温でも生息できるようで
トルコなどの温泉にも生息しているとのこと。
水温が高いと、他の生物があまり生息せず、食べるものが
ないのだそうです。そんな状況で、普段は苔や岩場の
小さな虫などを食料にしているのですが
温泉に生息しているガラの食料は、なんと
“人間の古くなった角質”らしいのです。

温泉に入りに来た人間の、皮膚に吸い付き
古くなった角質を吸い取って食べるのだとか。
その感触が、“低周波治療器”の振動に似ていて
小刻みな刺激を皮膚に与えるので、皮膚の新陳代謝を
促進させる効果があるのだそうです。
トルコやドイツでは、皮膚疾患の治療にも
用いられているらしく、特にドイツでは
“ドクターフィッシュによる治療”が保険適用の
医療行為として認められているそうです。
この他、温泉に浸かる事によりリラックス効果が
高まった状態で、プラス小さな魚がたくさん
寄ってきて、優しく体をついばむことが
老齢者へのメンタル治療に効果があるのではと
注目されているようです。

全ての皮膚疾患の方に効果があると言う訳ではないようですが
薬や機械を使わない、体にとってとても優しい
そして環境にも優しい、こんな治療法があるんですね。
日本国内でも、一部の水族館や温泉施設で
この“ドクターフィッシュ”を体験できるようです。
私もぜひ、体験してみたいと思いました。
もし体験できたら、この日記でも紹介いたします。


2008/11/18
今日は遺伝子のお話を二つ。
少し前に『HLA遺伝子』と言うものについて
テレビを見ました。
詳しいことは忘れてしまいましたが
何でも人間や動物にあるこの遺伝子は
“自分にないHLA遺伝子を持つ相手を
関知して、よりかけ離れたHLA遺伝子を持つ相手を
パートナーとして選ぶ能力があり
それは、より強く丈夫な子供を産むと言われている”そうです。
両親のHLA遺伝子の型が夫婦で違えば違うほど
その夫婦から生まれた子供はより幅広い病気に対する免疫力を
持つとも言われているそうです。

植物にもそのHLA遺伝子があるのかどうかは
定かではありませんが
植樹をする際に、“多数種を混在させて植えると
樹同士が光りを求めて競いあうので
成長スピードが速い”、また
“土地本来に根付いていた樹種を植えることで、
その土地にしっかりと根を張る”そうです。
「植樹の神様」と呼ばれる植物生態学者の宮脇さんが
テレビでおっしゃっていました。
阪神大震災で火災が広がらなかった地域を調査された所
“地元に古くから根付いている樹”が壁となって
火事が広がるのを最小限に抑えていたそうです。
山火事が起こった地域を調べてみると
火事の地域の樹は、地元で根付いていた樹ではなく
他の土地で育った樹や種が多いようです。
その話を思い返し、「樹にもHLA遺伝子のような
遺伝子があって、それプラス“その土地で育ったもの”と
いう条件が重なると、“子孫繁栄”という本能が
強く働くのかなぁと思いました。

もう一つ。
限りなく人間に近い遺伝子を持つ類人猿として
『ボノボ』という種類がいるそうです。
この猿は“愛と平和を好み、相互理解に努める”とも
言われているそうです。
ですが、この猿は絶滅の危機に瀕しているそうです。
そのため、色々な調査や研究が行われているようですが
10月ごろに発表された報告は、私には驚く内容でした。

“他の種類の猿を追い回し、捕らえてエサにしている”
これは、エサとまで行かなくても、他の種類の猿でも
見られている行動だと、このニュースを調べて初めて知りました。
例えばチンパンジーは、子供が遊んでいたヒヒの赤ん坊を
大人が数日後に狩りの獲物にしたり。
シカゴの動物園の学者は
“飼育状態にある類人猿はみな、檻に紛れ込むリスなどを
狩ろうとする”と話しています。
コンゴ民主共和国の自然生息地で採取された
ボノボの排泄物を調査したところ
森の齧歯類(げっしるい:リス、ネズミ、ヤマアラシなど)
や小さなレイヨウなどをエサにしていることは
既に知られているようですが
ボノボと近隣に住む他の猿とは敵対関係になることも多く
昨年にはボノボの排泄物から、他の種類の猿の指が
発見されたそうです。
別の捕食者が食べたあとを漁ったのか
ボノボ自体が捕食したのかは不明だそうです。
この他にも、他の猿を襲ったり補食している所も
目撃されているとか。

人間も、同じ人間同士でありながら
他の種族(民族)ということで
殺しあい、傷つけあい、戦いあいますね。
捕食はしていないでしょうが
それに近い残忍な行為は、昨今事件としても
取り上げられています。
それは果たして、自然界の“弱肉強食”の摂理なのでしょうか。
それとも“生きる”ための“命の糧”を得る行為なのでしょうか。
この記事を見て、悲しいと思うのは
私だけなのでしょうか。
命あるもの全てが持つ“遺伝子”。
“子孫繁栄”を根源にもつ、その宿命なのでしょうか。


2008/11/17
今朝と言っても夜中ですが
インドネシアのスラウェシ島付近で
マグニチュード7.7の地震が発生したようです。
被害については、今日の昼時点で
1人が亡くなり、33人がけがをされたとのこと。
島北部の2つの小学校や、いくつかの建物が倒壊したそうです。
他にも被害はでているようです。地震、怖いですね。
亡くなられた方のご冥福をお祈り致しますと共に
被害が最小限でありますよう
そして一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

阪神淡路大震災を経験しました。
とは言え、我が家は大きな被害は無く
(家が玄関方面に10度傾くとか
 玄関や窓が閉まらなくなったとか
 トイレや風呂場の窓下に10cm近くの隙間が空くとか
 食器がたくさん割れたとかはありましたが
 家族に別状はありませんでした)
知り合いも、無事が確認できました。
ですが、震災1ヶ月後に、当時の勤務先の
お客様の所へ、ご無事かどうかのお見舞いに伺いに
神戸に行ったときは、涙が出ました。
数週間前に、年末のご挨拶で回った場所が
すっかり様子が変わっている所ばかりでした。

今月の13日にカリフォルニア州で500万人が参加された
アメリカ史上最大の震災訓練が行われたそうです。
マグニチュード7.8を想定し、学校や職場などで
参加者が一斉に机の下にもぐりこんだり
被災者救出や避難所開設、食事の提供などの訓練を
行ったようです。
この訓練には、日本や中国、フィリピンなどの
地震多発国の地質学者や当局者も協力したとのこと。

ここまで大規模ではなくても、日本でも地震時の避難訓練などは
学校や一部の職場で行われていますね。
特にデパートや、大型のスーパーなどでは
店員のみ参加の訓練や、お客様にも参加していただいての
訓練を行っているようですが
皆さんの職場やご家庭はどうでしょう?
案外、職場の避難経路をご存じ無い方も多いのでは?

非常階段の場所は?
そこが使えない時の避難経路は?
看板や、倒壊したらすぐに崩れてきそうな
危険な場所は知っていますか?
いざというとき、そこを通らずに避難できますか?
自宅近くと職場近くの避難場所はご存じですか?
家族や知人との緊急連絡方法は確認してありますか?
別々の場所で被災した場合、集合場所は決めてありますか?
非常持ち出し袋などの緊急避難用品は準備されていますか?
その中の食・飲料は消費期限が切れていませんか?
この他にも、ご家族や職場で緊急時に備えて
確認をしておきましょう。
「まだ来ない」ではなく「いつ来てもおかしくない」です。


2008/11/12
あちこちで、紅葉見頃の声が聞かれる時期になりました。
と同時に、食べ物もおいしい季節になってきました。
今年は、少し前から“カレー鍋”と言う単語を
よく耳にします。スーパーでも専用スープも売っていますね。
先日、試してみましたが
案外、白菜や豆腐なんかもおいしくいただけました。
最後にごはんを入れて、とろけるチーズをちぎって入れたら
カレーリゾット風になって、全部食べ切れました。
寒くなり始めると、鍋の登場頻度は増えますが
そのメニューに、カレー鍋はしっかり加えようと思います。

さて食欲の秋なので、今日はちょっと変わった食べ物の話題。
体調維持のために、時々サプリメントを摂ったりします。
本来、栄養素は食事から摂るのがベターですが
どうしても不足しがちな栄養など
そして風邪気味の時はビタミン類など
食事にプラスして摂ります。
効果があるかどうかは、あまり気にしてはいませんが
ペット用のサプリメントがあることを知りました。
今の世の中、楽しいニュースばかりではありません。
心身ともに疲れ果て・・・ということも確かにあります。
そんな日常を癒してくれる存在の一つに“ペット”がありますね。
ペットを飼っている人は「ペットは家族」という方が多いです。
“家族”だからこそ、健康を気遣うのでしょう。
とても大切にされていて、ペットにかける費用も
高額になってきているようですね。
そんな一つにペット用のサプリメントなのでしょうか。

先日も耳にしましたが、ペットの病気が人間の病気と
同じようになっているとか。
糖尿病や心臓病、ガンもあるそうですね。
昔からあったのでしょうか?
子供の頃を思い出すと、ほとんどが老衰や事故で亡くなるくらいしか
浮かびません。
今、多く見られる人間と同じような病気の発症原因は
食生活の人間化だとも言われているそうです。
でも昔のペットの方が、ごはんに味噌汁をかけてとか
人間の食事の一部を与えていたような記憶があります。
逆にペットフードを与えている家族の方が少なかったのでは。
昔の方が、雑食気味だった気がします。
日本は世界に比べて、清潔好きだとか。
でも生活の中で、必要な菌もありますよね。
必要な菌まで、洗浄や除菌してしまうから
皮膚が弱くなったりするという意見もあります。
何でもほどほどにと言うことなのかなぁと思います。
食欲の秋ですが、人間もペットも
ほどほどの食欲で、健康を維持していただきたいです。


2008/11/11
いよいよ、ジョグジャカルタウォーキング大会が
今月末に開催されます。
世界遺産にも指定されているボロブドゥールやプランバナン遺跡を
楽しみながら歩いて、たくさんの方と一緒にジョグジャを
感じていただける企画です。
また大会だけではなく、前夜祭、後夜祭として
各パーティーも予定しているようです。
ジョグジャの王宮・州・県・市・郡の政府機関
病院・警察・消防・航空会社・学生・ボランティアなどの
全面的な協力を得て、今回の企画は開催されます。
事前にお申込が必要ではありますが
ぜひ、貴重な機会を体験していただければと思います。

また先日、以前に植樹のお申込をしてくださった方が
現在はジョグジャでお住まいと言うことで
ぜひ、このウォーキング大会に参加したいとの
うれしいメールをいただきました。
日本から離れた地で、ご活躍されている方が
こういう風に、ご縁があって繋がってくださるのは
本当にありがたいことだと思います。

この植樹支援に携わることは
ほんの3年前には思いもしなかった私です。
当時は、ジョグジャどころか
インドネシアとは、何のご縁もありませんでした。
無理矢理なにかつながり・・・と思いかえし
ようやく浮かんだのは、以前に勤務していた会社の
すぐ前のインドネシア料理屋さん。
同僚や、弟と数回伺ったことがあります。
ナシゴレンやミーゴレン、鶏肉のサテや
エビせんべいなどをおいしくいただきました。
その時は「こんなおいしく頂けるのだから
きっと私は、インドネシアに行けることがあっても
食べ物には困らない。大丈夫」と
なぜか根拠の無い自信を持ったことを思い出しました。

人と人との“ご縁”は不思議です。
どこで、どんな風につながっているか。
わからないから、おもしろいし、ワクワクもします。
いろんな方との出会いをこれからも
大切にしていきたいと思います。
この“今日のこころ”をご覧頂いている皆様にも
どうか、すてきなご縁がありますように。


2008/11/05
問題です。
日本で集められる食べ残しの量は
世界が食べ物の少ない国へ援助している量の何倍でしょう?

日本国内の家庭で廃棄される、一人あたりの食料は
年間80キログラムを超える水準だそうです。
この内訳は、約半分が調理くず、約4割が
“まだ食べることができるのに、廃棄された”ものだそうです。
平成16年度に、日本で発生した食品廃棄物は約1,900万トンで
これは、同時期の世界の食糧援助量、約730万トンの約3倍に
相当する数字でした。
昔は、食べ物を残そうとすると「バチがあたる」とか
「お米、一粒にも神様が宿っていて、怒られるよ。」とか
「もったいないおばけが出るよ」とか
あの手この手で、残させないようにしようとしたものです。

大根やにんじんなどをむいた時に出た皮は
きれいに洗って、きんぴらや味噌汁の具にしたり
魚も、頭や骨を使ってだし汁を作ったり
身を取ってごはんにまぜたり。
カレイの骨などは、揚げて骨せんべいにしたり。
祖父は、おひつの端についたごはんつぶを集めて
水につけてふやかし、それを洗濯ノリ代わりに
使っていました。
お茶の葉も、お茶を飲んだあと、畳の上に
水分を絞ってからばらまいて、ほうきで掃いて
掃除をしていました。
米のとぎ汁も、植木にあげたり
たけのこや大根をゆでる時に使ったり。
今は、農薬が残っているからとかで
お米のとぎ汁は捨てるようですね。
http://www.syokuryo.jp/index.html 
「FOOD ACTION NIPPON」

そんな現状を、このサイトでは詳しく紹介するとともに
国内食料自給率向上のために、皆さんの応援を受け付けています。
ご興味のある方、ぜひ一度ご覧下さい。


2008/11/04
早いもので、今年もあと2ヶ月となってしまいました。
皆様、やり残していることはありませんか?

中国のある湖で不思議な生物が発見されたそうです。
市民の憩いの場にある湖で、99.75%が水で、残りの0.25%が
未知のタンパク質でできた生物です。
この生物、湖から引き上げるとどろどろの液体状に
崩れてしまうそうですが
分析調査した結果、体内からは湖水の147倍の細菌数が確認されたとか。
この湖自体、工業廃水よりも高いpH値を示し
微生物や細菌類が異常に繁殖しているのだそうです。
これは湖の汚染が深刻な状況であることを裏付ける結果となったようです。
写真では、ナマコのようなクラゲのような
タコのような感じに見えました。
何でも自然界では珍しい3種類の菌からなる複合体だそうです。
生物学などを研究される方にとっては
新しい発見で、わくわくされているかもしれませんが
汚染によって現れた生物は、恐ろしく感じました。
それ以上の詳しいニュースは見つかりませんでしたが
その湖では、夏になったら、子供たちが水遊びをしたりは
しないのでしょうか。
もし、大人でも子供でも、人が直接入ることができるような
湖なら、人には害はないのでしょうか。
6月中旬に発見されたときには肉まんぐらいの大きさだったものが
数ヶ月で数十キロにもなってしまったほどの成長の早さだとか。
工業用水によって汚染された湖。
日本も、川や海、湖に工業用水や家庭用汚水を流している所も
まだまだあるようですね。
日本でも、このような生物が出てくる可能性があるでしょう。

“因果応報”これは「原因があって結果がある(行動と結果は結びついている)」という
元々、仏教用語だった言葉です。
「悪行をすれば、必ず報いを受ける」という使われ方が多いですが
これは本来の意味としては間違っています。
ですが、“工業廃水を捨ててはいけない場所(湖)に捨てた”ので
“未知の生物”ができてしまったという結果がおこりました。
もし、これが湖ではなく、海に捨てているとしたら。
実はそれが、いまでも全世界的に、行われているのです。
人間だけではなく、動物や植物に、いまは現れていないだけで
何らかの形で、影響していると思います。
この地球、数十年で終わりではありません。
この先、何百年も何千年も、続いていってほしい。
そのためにも、汚染物質が、少しでも減って
動植物や人間に、影響しないよう
安心して暮らせる地球になってほしいと思います。